作詞:谷川俊太郎
作曲:信長貴富
・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間:5分12秒
・発売日:2016年3月12日
・グレード:3
※合唱譜は別売りです
奏楽(混声合唱+ピアノ)
編成
Piccolo
Flute
Oboe(opt.)
Bassoon(opt.)
B♭ Clarinet 1,2,3
B♭ Bass Clarinet
E♭ Alto Saxophone 1,2
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone
B♭ Trumpet 1,2
F Horn 1,2
Trombone 1,2
Euphonium
Tuba
String Bass(opt.)
Timpani(Triangle / Tambourine)
Percussion 1(Suspended Cymbal / Wind Chime / Snare Drum)
Percussion 2(Tubular bells / Bass Drum)
Percussion 3(Glockenspiel / Vibraphone)
混声合唱
解説
谷川俊太郎さんの詩「奏楽」は、もともと1981年8月刊の『バンドジャーナル』誌上に発表されたものです。
今回、合唱と吹奏楽の曲を作るにあたってこれ以上に相応しい詩はないと思い、作曲することに決めました。
作曲にとりかかる少し前に現場の先生方から、吹奏楽部員に合唱パートを歌わせたいというリクエストをいただき、日ごろ合唱活動をしていない方々でも無理なく歌えるように作曲しました。
とは言え、この曲では吹奏楽が合唱のラインを過度になぞることを避けており、自立したセクションとして合唱を扱っているので、豊かな声の響きが求められます。楽器を吹く上でも、歌の学習が良い効果をもたらすことでしょう。
また、吹奏楽パートは「伴奏」という意識にとどまらず、言葉の意味を「歌っている」こと感じながら演奏していただけたら素晴らしいです。
人間も楽器も、「野に立って息を待つ/風に鳴る笛」であると、詩は歌っています。
この曲をきっかけとして、合唱と吹奏楽の共演がもっと広がっていくといいなと夢見ています。
(信長貴富)
収録CD
バンド維新2016
2016年3月9日 より 好評発売中!
発売元:ユニバーサルミュージック合同会社
《視聴動画はコチラ》
演奏動画(YouTube)
バンド維新2016「奏楽 混声合唱と吹奏楽のための」
【演奏】静岡県立浜名高等学校&浜松市中学校合同合唱団