作曲:三宅一徳
・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間:約8分40秒
・発売日:2014年3月8日
・グレード:4
編成
Piccolo
Flute 1,2
Oboe(Option)
Bassoon(Option)
B♭ Clarinet 1,2
B♭ Bass Clarinet
E♭ Alto Saxophone 1,2
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone
B♭ Trumpet 1,2,3
F Horn 1,2
Trombone 1,2
Euphonium
Tuba
Electric Bass
Piano
Timpani (Tambourine)
Percussion 1 (Vibra Slap / Wind Chime / Shaker(Caxixi) / Triangle)
Percussion 2 (Vibra Slap / Xylophone)
Percussion 3 (Anvil / Vibraphone / Bass Drum)
Percussion 4 (Suspended Cymbal (Splash等小径のもの) / Congas)
解説
「デオダート」等に代表される1970年代頃の「クロスオーバー」
と呼ばれた音楽のスタイルを多少意識しつつ、セクションによる
コーダルな書法の上に対位法的な要素をちりばめてあります。
ベーシックにはちょっと古めのラテンスタイルのリズム。
これにモダンジャズの装いとちょっと懐かしい感じの
ハウススタイルのバッキングをミクスチャー。
モチーフは「ビバップ系の捩れたフレーズ」対
「シンプル&ストレートなスケール」、
そして「上行するフレーズによるパワーの蓄積」対
「下降フレーズによる解放」、
という各々の要素の対比により構築してみました。
タイトルに「ダンス」を標榜していることからも判るように、
いかに踊りだしたくなるようなグルーブをつくれるか。
パーカッションとベースのコンビネーションがこの曲の要です。
特にベーシストのグルーブ感が楽曲の行方を左右することに
なるでしょう。
もし、譜面に書かれているフレーズが難しすぎる場合には、
譜面の再現を目指すよりも装飾的要素を排してルート音中心の
シンプルなプレイに徹しましょう。
「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損々」
これは阿波踊りの歌詞の一節ですが、ダンスミュージックを
演奏する時の本質も同じです。
各パートの自己主張をぶつかり合わせつつも、
整然と寄り添うべきところと自我を弾けさせるところを
自在に行き来できるようになればしめたもの。
心躍らせつつ楽しんでください。
(三宅一徳)
収録CD
バンド維新2015
2015年2月18日 より 好評発売中!
発売元:ユニバーサルミュージック合同会社
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演奏動画(YouTube)
バンド維新2015「Dance EGO-lution」
【演奏】静岡県立浜松商業高等学校