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寂しき夜の歌

寂しき夜の歌

KYS-023
880(税込)

数量

作曲:山田耕筰
作詩:大橋房子


・内容:独唱ピース(ピアノ伴奏付き)
 

収録曲


 1. 衣ずれの雨
 2. 独りゆけば
 3. かげの花
 4. おとめの心
 

解説


 本作の作詩者、大橋房子は1897年東京出身で、青山女学院在学中に日本基督教婦人矯風会に加入し、会の要職にあった山田耕筰の姉であるガントレット恒の秘書となる。山田はこの会の資金調達のための演奏会を開くなど、姉の活動を支援しており、そうした中で2人は出会い、激しい恋に落ちる。1920年4月に六甲で書かれた連作歌曲「風に寄せてうたえる春の歌(三木露風詩)KYS:002」は、房子との恋愛に高揚する山田の気持ちが反映されたものであるともいわれる。しかし、既婚であった山田は3月に長男が生まれたばかりであり、周囲の強い風当たりの中で、六甲山で心中しようなどと物騒なやりとりまであったらしい。2人の恋愛は本作「寂しき夜の歌」として結晶する。房子が紡いだ詩は、困難な恋愛にのめり込んでしまった彼女の、切なくも生々しい心の叫びであり、詩を託された山田は、そこにさらに饒舌なピアノ伴奏を付し、第3曲「かげの花」以外は非常に緊迫感のある音楽に仕上げている。
 その後、山田の方はすっぱり未練を断ち切ったように思われるが、房子がいつまで山田への思いを抱き続けたのかは不明である。彼女は本作が書かれてから5年後の1925年、作家の佐佐木茂索と結婚し、ささきふさの筆名で作家活動を行うことになる。

作曲:山田耕筰
作詩:大橋房子


・内容:独唱ピース(ピアノ伴奏付き)
 

収録曲


 1. 衣ずれの雨
 2. 独りゆけば
 3. かげの花
 4. おとめの心
 

解説


 本作の作詩者、大橋房子は1897年東京出身で、青山女学院在学中に日本基督教婦人矯風会に加入し、会の要職にあった山田耕筰の姉であるガントレット恒の秘書となる。山田はこの会の資金調達のための演奏会を開くなど、姉の活動を支援しており、そうした中で2人は出会い、激しい恋に落ちる。1920年4月に六甲で書かれた連作歌曲「風に寄せてうたえる春の歌(三木露風詩)KYS:002」は、房子との恋愛に高揚する山田の気持ちが反映されたものであるともいわれる。しかし、既婚であった山田は3月に長男が生まれたばかりであり、周囲の強い風当たりの中で、六甲山で心中しようなどと物騒なやりとりまであったらしい。2人の恋愛は本作「寂しき夜の歌」として結晶する。房子が紡いだ詩は、困難な恋愛にのめり込んでしまった彼女の、切なくも生々しい心の叫びであり、詩を託された山田は、そこにさらに饒舌なピアノ伴奏を付し、第3曲「かげの花」以外は非常に緊迫感のある音楽に仕上げている。
 その後、山田の方はすっぱり未練を断ち切ったように思われるが、房子がいつまで山田への思いを抱き続けたのかは不明である。彼女は本作が書かれてから5年後の1925年、作家の佐佐木茂索と結婚し、ささきふさの筆名で作家活動を行うことになる。