Violin、Piano
 

「まきば」
　大阪の出版社、開成館の委嘱によって、1920年に書かれた作品で、「朝」「昼」「夕」の３つの楽章からなる。平易な書法による素朴で美しい作品。

「夕べの歌」
　1931年に春秋社より刊行された山田耕筰作品全集の編集時に発見された作品で、おそらく『まきば』と同時期に書かれたものと推測される。こちらも素朴で美しい作品である。